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よくある失敗
実際に MiniMax H3 で紹介動画 · CM を作ったときに起きたことと、その避け方です。Vidubus は出来を自動では見ません。再生して、コマを並べて、目で確かめる のがいちばん確実です(「フレームを抜く」が役に立ちます)。
生成が遅い / 落ちる(VRAM の取り合い)
GPU は 1 枚を Ollama と ComfyUI で取り合います。Ollama のモデルが GPU に載ったままだと、H3 がメインメモリに逃げて 失敗はせずに数倍遅くなります。Ollama 側が落ちることもあります。
- システム → 接続設定 → Ollama の 「ComfyUI で動画を作る前に、Ollama のモデルを GPU から降ろす」 は ON のままにしておきます(既定 ON)
- 「こだわりモード」の見出しの横の VRAM 空き を見ます。空きが少ないときは、ほかのアプリ(チャット · 小説生成など)で Ollama を使っていないか確かめます。Vidubus はほかのアプリが Ollama を使うのは止められません
- Ollama が英語を書いている最中に生成を始めないでください。書き終わってから押します
- ComfyUI が別の PC(RunPod など)のときは、この取り合いは起きません
- 速さは、サイドメニューの 「Ollama ジョブ」(モデルごとの tok/s)と 「ComfyUI 生成履歴」(解像度 · 秒数 · turbo ごとの生成時間)の 「速さの比較」 で見られます。急に遅くなったと感じたら、行の右の 「版 n ▸」 を押すと Ollama / ComfyUI の版ごとの速さが並ぶので、新しい版だけ遅いのか(版のせい)、どの版でも同じか(版ではない)を切り分けられます。「X・ブログ用に保存」 で、そのまま貼れる画像になります
画面が二重露光のようになる(照明が崩れる)
夜のソファのカットで 2 回続けて起きました。夜 · 複数の光源 · 窓の映り込み は崩れやすい条件です。
- 場面を 昼の窓の光 · 朝のキッチン などに変えると直りました
- 依頼に「光は一方向からの 1 灯」「映り込みなし」のように書き添えます
- ② の英語プロンプトを直すなら、
single clear key light、no double exposure, no overlays, no reflections across the frameのような言葉を足します - 昼の場面は、英語プロンプトが「主な光 + 部屋全体の柔らかい明るさ」で書かれます(背景が灰色にくすむのを防ぐため)。夜 · 暗い場面は光を 1 つにして二重露光を防ぎます。昼の部屋でまだ暗い · くすむときは、依頼に「部屋全体が明るい」と書くとさらに効きます
物が勝手に動く
机の上のカップが、カットの途中で勝手に動きました。
- 動かしたくない物は、画面に置かないのがいちばん確実です(「テーブルの上には何もない」と書く)
- どうしても置くなら「カップは最後まで動かない」と書きます
頼んだ物が別の物になる
「タブレット」と書いたら、黒い手帳(本)になりました。
- 否定で形を縛ると直ります(「表紙もページもない、薄い平らなガラスの板。本ではない」)
- スマホやパソコンの 画面の中身 は H3 では作れません。画面はカメラから見えない向きにして、中身は編集であとから重ねます
セリフの読み間違い
H3 は漢字を読み間違えることがあります。実際に「一行」→「いぎょう」、「書いた」→ 別の読み、になりました。
- 危ない漢字はひらがなで書きます(いちぎょう · かいた · いっさく · よっつ · さっか など)
- 英字の略語はカタカナで書きます(PC → ピーシー、AI → エーアイ、EPUB → イーパブ)
- 字幕を入れるときは、字幕は元の表記で、セリフは読ませたい表記で、と分けて持っておきます
喋らせたくないのに喋る
「小声のつぶやきだけ」と頼んでも、日本語にならない言葉を喋ることがあります。
- 喋らせたくないカットは、依頼に 「口を閉じたまま、喋らない」 と書きます
- それでも声が入ったら、編集でそのカットの音を消します
セリフが言い終わる前に切れる
H3 は頼んだ秒数より遅く喋り終えることがあります。
- セリフのあるカットは、秒数に余裕を持たせます(セリフの長さ + 1 秒くらい)
- 長いセリフは 5 秒前後で切って 別のカットにします。長いと後半の口の動きがずれやすくなります
- セリフのあとに「言い終えたら口を閉じて待つ」と書くと、口が止まります
顔が崩れる / 別人になる
- 3 面図をそのまま設定画にしない。1 人 1 枚の正面の立ち絵にします
- 設定画は 高い解像度(長辺 1024 以上)で。動画から抜くなら 0.98MP(1344×768)で作った設定画の動画から抜きます(04)
- 文だけで作ると毎回顔が変わります。同じ人物を出すなら、① の「キャラ ▾」でキャラを選ぶか、画像を入れて参照で作ります
スタイルを選んだのに、その見た目にならない
- 画像があるときは、画像の見た目が優先です。アニメの設定画で「実写」を選んでもアニメのまま出ます。実写にしたいなら、実写の設定画を使います
- 3DCG を選んでもアニメ寄りに出るときは、依頼の文にも「3DCG 風」「立体的な」と書き添えてください
カメラが勝手に寄る
- 依頼に 「カメラは固定」「ゆっくり寄る」のように、カメラの動きをはっきり書きます
提案が出ない / 同じような題名ばかり出る
「提案してもらう」(シンプルモードは「提案」)で 1 件も出なかったり、似た案ばかり並んだりすることがあります。
- 「もう 6 件」 を押します。前の 6 件の題名を避けて出し直します
- カテゴリ や セクシーさ を変えます。「おまかせ」より、具体的なカテゴリのほうが案がばらけます
- 1 件も出ないときは、もう一度押すか、提案の行の右端の LLM の設定(ラマのアイコンのボタン) でモデルを変えます(考えてから答えるモデルで本文が空になるときは、同じボタンでコンテキスト長を上げます)
- 未成年の設定のキャラを選んでいるときや、ひとことが未成年を指しているときは、セクシーさを上げても全年齢で提案します(仕様です)
動画の生成に失敗する
| 症状 | 確かめること |
|---|---|
| 「ComfyUI の実行エラー」 | モデルのファイル名と置き場所(01 セットアップ の表)。turbo を使うなら LoRA も要ります |
| 参照(キャラ · 画像)のときだけ失敗する | minimax_h3_ref2va_… と minimax_h3_ref2v_turbo_4step_… が入っているか |
| とても遅い | VRAM の取り合い(上)。ComfyUI の版が 0.32〜0.34 なら 0.35 以上に上げます |
| 「フレームを抜く」「このコマをキャラに」が失敗する | ffmpeg が見つかっているか(About の「使っているもの」に出ます)。ffmpeg は npm ci で一緒に入ります。見つからないときは Vidubus のフォルダで npm ci をやり直すか、winget install ffmpeg で入れてください。どれを使うかは システム › 接続設定 › ffmpeg で選べます(PATH の ffmpeg · パスの指定も) |
| 「中断されました(サーバーが再起動した可能性があります)」 | Vidubus のサーバーが途中で止まりました。もう一度押してください |
| 「〜 分を超えたため打ち切りました」 | 打ち切りの時間を超えました。大きな解像度 · 長い秒数なら、システム › 接続設定 › ComfyUI(英語プロンプト · 提案なら Ollama)の 打ち切りの時間 を延ばします。Ollama で出たときは、think を OFF にするか別のモデルにします |
⚠ 警告の意味
英語プロンプトのあとに出る ⚠ の意味と、どうすればいいかは 10 警告の意味 にまとめています。
公開するとき
- 実在の人物 · 有名人 · 既存のキャラクターを、参照画像や依頼の文に入れないでください(似ているだけでも肖像権の問題になり得ます)
- MiniMax H3 は MiniMax H3 Community License で配布されています。動画の説明文に「映像生成: MiniMax H3」のようなクレジットを 1 行入れておくと安心です